おんが病院は、遠賀・中間地域の急性期病院として地元の医療機関と手を携え皆様の健康を守ります。

救急総合診療科

　救急総合診療科では各専門領域にかかわらず内科疾患、外傷、熱中症、低体温症など緊急に処置が必要な患者様の対応を行っております。緊急に来院された患者様は、まず救急科医師が診察し、必要に応じて各専門科医師への橋渡しを行っております。
　当院では主に遠賀郡4町、中間市、北九州市からの救急車を受け入れており、令和3年度は1130台の救急車受け入れを行いました。当院への救急搬送患者の特徴としては高齢患者の割合が非常に高いことが挙げられます。高齢化が進む地域において、地域で完結する高齢者救急を積極的に行ってまいります。平成28年度より年間1000台超の救急車の受け入れておりますが、今後もさらに沢山の患者様の受け入れができるよう、院内体制の強化を行ってまいります。
　また、昨年度より病院救急車を利用した救急患者受け入れも一部開始しました。施設内や診療所内で救急受診が必要となった患者様に対して、今後運用を拡大していく予定です。
　昨今、人口の高齢化が進み、救急搬送患者数は増加の一途をたどっております。救急総合診療科としては、24時間体制の救急患者受け入れによる地域の皆様への安心の提供、患者様への適切な救急医療の提供、疾病による新たな機能障害の発生の予防、適切に社会復帰できる医療の提供を目指し日々診療を行っております。